15 知覚過敏の症状と対策
冷たい物を食べた時、歯がしみることはありませんか?むし歯などでも歯がしみる症状が現れますが、その症状はもしかすると知覚過敏からくる症状かもしれません。そこで今回は、知覚過敏の症状や対策などを、詳しくご紹介して参りましょう。
どんなときに症状が現れるの?
知覚過敏は、下記の場面で症状が現れます。
▼冷たい食べ物や飲み物を口にしたとき
▼甘い食べ物や飲み物を口にしたとき
▼熱い食べ物や飲み物を口にしたとき
▼冷たい空気を吸ったとき
▼歯磨きしたとき
知覚過敏の主な原因
知覚過敏になってしまう原因は、主に2つの要因が考えられます。
▼エナメル質の摩耗
過度な歯磨きや、激しい歯ぎしり、酸う蝕などによって、歯の表面組織であるエナメル質が摩耗することによって、エナメル質の下の層にあたる象牙質が露出してしまい、知覚過敏の症状が現れるようになります。
▼歯ぐきの衰退
過度な歯磨き、歯周病の進行、加齢などの要因によって歯ぐきが衰退する恐れがあります。もともと歯ぐきに隠れていた歯の根元部分が露出することによって、象牙質がむき出しの状態となり、知覚過敏の症状が現れるようになります。
知覚過敏の治療は?
知覚過敏の症状は、状況にあわせて以下の治療法がおこなわれます。
▼再石灰化を促す
軽症の場合には、対処的な治療をおこなわず、再石灰化を促すためにフッ素塗布をおこなったりして、様子をみます。
▼歯の神経の興奮を抑える
カリウムイオン(K+)入りの歯磨き粉などを活用し、神経の興奮を抑制します。
▼象牙質が露出部分を覆う処置をする
露出している部位に歯科用プラスチック(CR)などを充填し、露出部分を塞ぎます。
▼歯の神経の除去
上記の対象法を試しても改善されない場合、歯の神経を除去することも検討されます。
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