18 喫煙と歯の関係
タバコの煙には数え切れないほどの化学物質が含まれており、そのなかでもニコチン、タール、一酸化炭素といった有害物室には発癌性物質が含まれ、身体に悪影響を及ぼすことは周知の事実ではありますが、喫煙をするとお口のなかにまで影響を及ぼしてしまうことが報告されています。そこで今回は喫煙と歯の関係について詳しくご紹介して参りましょう。
喫煙することで歯に及ぼす影響は?
喫煙の影響で広く知られているのが、タバコのヤニです。ヤニは歯の表面にこびりつき、歯磨きだけでは落とせない汚れとなり、タバコ特有の臭いが口臭を更にきつくすると言われていますが、近年では歯周病にも大きく影響を及ぼすことが報告されています。
歯周病にどう影響を与えるの?
とある調査によると、喫煙者が歯周病に罹患するリスクは、1日10本以上禁煙する人の場合には5.4倍に、更には10年以上の長期に渡って喫煙している人は4.3倍までに跳ね上がり、歯周病が重症化しやすいとされています。
歯周病治療への弊害
喫煙している場合、歯周病の治療をおこなっても、歯肉の改善はあまり見込めず、改善したとしても、再び悪化することも多く見受けられます。
これは、タバコに含まれる一酸化酸素が組織への酸素供給を妨げ、ニコチンが毛細血管を縮小させることにより細部にまで栄養がいき渡りません。これらが影響することにより、治療の回復が遅くなったり、再び悪化してしまったりします。
喫煙している限りは悪影響を与えてしまいますが、禁煙することでタバコによる影響は減少し、歯周病に罹患するリスクは4割も減らすことがでると言われています。
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